我が家の保護猫のこと
3歳のれいちゃん
飼い主さんが突然亡くなってしまい
ひとりぼっちで、エサも水も尽き
そして処分の予定だったのを
かわいそうに思った親戚の方のおかげで
はるばる神戸から我が家にやってきました
とても神経質で寂しがり屋のれいちゃん
少しずつ我が家にも慣れてきたころ
犬の鳴き声に驚きパニックになり
その場にいた子どもに襲い掛かりました
それからカーテンを開ける音や
ナイロン袋の音などがきっかけで
豹変し家族を襲うように…
血だらけになり家族で病院を受診したことも😢
動物行動学専門の獣医さんを受診すると
飼い続けることが非常に難しく
ほとんどの人が処分を選択されるという精神的な病気でした
幼い子どももいる我が家、今後どうするか話し合いました
それまでは一緒に寝たり仲良く過ごしていたかわいいれいちゃん
みんな涙が止まりません
子どもの心の底からに悲しむ姿に心が決まりました
一生ゲージ生活になるけどそれでもれいちゃんと暮らそう
100均のワイヤーネットで天井に届きそうな豪華なゲージをつくり
れいちゃんのゲージ生活が始まりました
普段と変わりない姿で、ご飯を食べ寝てくつろいで過ごすマイペースなれいちゃん
しかしゲージから出すとソワソワ落ち着きがなくなりやがて興奮し人を襲う
そんな状態が何か月か続き
次にリードにつないでゲージに出入りできる状態の生活に
病気を発症して1年半ほどたった時
知り合いが保護した生後2か月くらいの子猫を一時的に預かりました
小さなトラ毛の女の子は一匹で捨てられ
食べ物もなくビニールまで食べていました😥
おびえて威嚇しまくる子猫
こんなに小さいのにかわいそうに
少しずつ心を開いてくれ抱っこできる頃には
すっかり愛着ができ手放せずそのまま我が家の一員に♡
名前はシャーシャー威嚇するかわいいトラ毛でしゃとら♡
そしてこの無邪気な子猫しゃとらがれいちゃんの心を癒していったのです
心を閉ざしたれいちゃんはほとんど鳴きませんでしたし
たまを取ったりして遊ぶこともありません
人に触られるのも嫌でなでることもできません
ただ、物音に敏感に反応してイライラ、いつもピリピリ…
最初はしゃとらにちょっかい出されて怒って喧嘩ばかりでしたが
だんだん一緒にくっついて寝たり、毛づくろいする姿が見られるようになっていき
気持ちも穏やかになり興奮することも減りました
そして、れいちゃんつい最近外遊びの楽しさに気付き
しゃとらが出ていると出たいとアピールの「にゃー!」
出してあげると嬉しくて気持ちよくて「にゃーにゃーにゃーにゃー」
そしてすりすり気持ちよさそう
その姿に家族みんな心から喜びそして癒されました
今日も外に出たいって「にゃー!」って呼ばれました
れいちゃんの幸せが続きますように
いつか、リードが外せる日が来る???かな